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私も去年の5月に発症し、1ヶ月以上痛みに苦しみました。服がこすれるだけで痛いので、寝ている時も痛みで何度も目が覚めていたのを思い出します。発症を防ぐワクチンに補助金が出るのは有り難いですね!
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
80歳までに3人に1人が発症するとされる帯状疱疹。厚生労働省は4月から、発症を防ぐワクチンを定期接種の一つに位置付ける。今は独自に助成制度を設ける市区町村に限定される接種への補助が、原則65歳から、どの自治体でも受けられるようになる。
2009~15年、宮崎県で約3万5千人を対象にした調査によると、千人当たりの年間受診者数は40代までは3人未満だが、50代以降で発症率が上昇。ピークとなる70代では、毎年9人近くが発症する。
発疹は2~4週で消えることが多いが、中には、痛みが長く続く「帯状疱疹後神経痛(PHN)」に移行する人も。PHNへ移る確率は2割程度のほか、1~5割といった報告もあり、高齢になるほど移行しやすい。愛知医科大の渡辺大輔教授(皮膚科学)は「PHNで生活の質は大きく低下する。ワクチンで帯状疱疹を防ぐことで、PHNになる確率も下がる」と意義を強調する。
ワクチンは2種類。一つは生ワクチン。1回の接種で済み、費用は1万円程度。予防効果は当初6割台だが、5年で4割程度まで下がる。もう一つは不活化ワクチン。予防効果は当初90%以上で、10年後も7割台を維持する。ただし、2回接種が必要で、費用は計4万~6万円程度。
いずれも現時点では任意だが、全国保険医団体連合会 (保団連)によると、全国の市区町村の4割程度が独自に助成制度を設けている。補助額は、生ワクチンで3千~5千円、不活化で1万~2万円程度が多い。
4月からは、高齢者のインフルエンザや肺炎球菌、新型コロナウィルスのワクチンと法的な位置付けが同じ定期接種(B類)に入る。接種を希望する高齢者が、各自治体が設定した負担額を払って打つ形だ。
原則65歳で打ち、導入から5年間は70、75、80歳と5歳刻みに接種年齢を定める。原則通りなら、25年度に66歳や71歳の人は接種を4年待つことになる。一方、接種費用を独白に補助する多くの自治体では、50歳以上の希望する年齢で受けられる。
気になるのは4月以降の運用だ。厚労省によると、助成制度と定期接種の併存は制度上可能という。名古屋市など助成制度のある多くの自治体が「予算編成中」を理由に方針を決めていないが、「4月以降も続ける」と明言しているところもある。渡辺教授は「助成制度を続けるかどうか、自治体の情報に注意してほしい」と呼びかける。(中日新聞より)