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今日はペストコントロールに関する気になるニュースを紹介します。
ネズミが原因で、ドイツのフランクフルト空港の一部区域が4時間にわたって停電した。ドイツのARD放送局によると、空港の一部で午後11時から翌日午前3時30分まで停電が発生したという。当該時間に航空機の出発や到着はなく、航空機の運航に支障はなかったが、荷物処理のコンベヤーベルトが停止した。空港近くの2つのホテルも電力供給問題で不便を被ったという。変圧装置のケーブルから煙が出て、消防隊も出動するなどの騒動が起きた。
調査の結果、停電の原因はネズミ1匹であることが確認された。
ネズミは自分がかじった電線の横で死んでいた。フランクフルト空港は年間約6千万人が利用する大規模な空港で、ネズミが頻繁に出没するため、約5千個のネズミ捕りを設置しているとされている。
(江南タイムズ)
今回も国民生活センターに寄せられた相談を紹介します。
自宅の庭で大きなスズメバチの巣を見つけ、駆除を依頼しようとネットを見ていたら、「24時間365日対応」「最短10分で到着」「見積り無料」と表示しているサイトがあった。サイト上で簡易見積りをしたところ「簡易見積り価格約700円」と表示された。サイトの作りが丁寧だったので信用して電話相談をしたところ「今すぐそちらに向かう」と言われ業者の訪問を受けた。調査が行われた後、「このままではハチに刺されて死ぬ」「近所の人が刺されて死ぬと裁判になり大変な費用がかかる」「今なら約150万円を約100万円にする」「早く駆除した方がいい」などと業者から言われて不安を覚えてその場で契約した。契約書には、サービス内容は「一式」とだけ記載があり、具体的なサービス内容を確認する事は出来なかった。作業は1日で終わらず、また後日続きをしてもらうことになったが、冷静に考えると業者の話は不審なところがあり契約金額も高すぎる気がしてきた。代金はまだ支払っておらず、解約したい。
50歳代の女性からの相談です。刺されて死ぬ・裁判になるなどと消費者の不安をあおり、早く駆除しないと・今なら安くなるなどと契約を急がすケースが見られ問題となっています。
昨日の20歳代の女性からの相談で、インターネット上に記載されている料金と実際の料金がかけ離れているといった相談は多くあり、思いもよらない高額な金額に消費者は戸惑うが、特に「初めて自宅にゴキブリを見た!」若者を中心とした消費者は恐怖でパニック状態になっており、冷静に検討する事が出来ずその場で不本意な契約をしてしまう。このほかには、「虫が苦手」・「害虫の対処法がわからない」といった消費者が自宅に害虫が出てパニックになり、トラブルに遭うケースが目立っている。
自宅にゴキブリ出たら退治するまで部屋に入らなかったり、眠れなくなることもあると思いますが、一度冷静になり、今すぐに駆除が必要か?よく考えてください。ほとんどが一晩寝てからでも大丈夫な事が多いです。慌てていれば、つけ込まれて相手の思うつぼです。