今日は2022年12月の日本経済新聞から。
【米東部ニューヨーク市はこのほど、市内で大量に発生しているネズミを駆除する担当者を雇うための求人を掲載した。求人情報には「モチベーションが高く、血気盛んな」人が理想像だとしており、年俸は最大で17万ドル(約2300万円)と提示した。市内ではネズミによる被害の苦情が増えている。ニューヨーク市当局は「市内全域のげっ歯類対策担当者」として求人を掲載し始めた。募集要項では学士号の取得や関連業種での5~8年の職務経験を求め、加えて「巧みなユーモア」や「悪者風のオーラ」なども条件に挙げた。政府機関の調査によると、ニューヨーク市内でのネズミに関する苦情件数は2022年(9月末時点)で約2万1600件と、20年の同期間と比較して71%増加した。エリック・アダムズ市長は1日に自身のツイッターで「ネズミほど嫌いなものはない。もし大量のネズミと戦う決意と本能があるのなら、夢のような仕事があなたを待っている」とツイートした。アダムズ市長は11月18日にもネズミ駆除に向けた法案に署名している。】
「ニューヨークのネズミ」と聞くと、大きくて凶暴のイメージなので駆除も簡単ではないんでしょうね!
今日は1月23日の中日新聞一面から。愛知県の四十代の男性が、交通事故のレッカー移動サービスを探していて、スマホの検索で1番上に表示されたサイトの業者に電話すると「作業車一台で対応すれば3万円。1キロごとの運搬費用が650円」などと説明されたそうで、男性は「費用は五万円〜十万円程」と認識した。ところが業者から請求された金額は四十万円。事前に説明がなかった交通誘導費や夜間割増料金などが加算されていたそうです。同様の事例は2021年末頃から全国で相次ぎ、東海四県では100件を超えていると見られているそうです。名古屋市消費生活センターによると、ネット検索で表示された上位のサイトからサービスを依頼して高額請求されるケースが後を絶たず、特に水道工事や鍵の解除、害虫駆除で目立つそうです。検査サイトで上位に表示されている業者でも、必ずしも信頼できる業者とは限りません。検査サイトによっては、サイト側に支払った広告料などで表示順が決まるので、被害にあった男性は「検索サイトにも騙されたような気持ちだ」と話しています。センターによると、業者のサイトに表示されている料金が、現場での人件費にも満たないような格安で表示してある場合などは「事前の説明と違う請求があるのでは」と疑う意識が重要と言っています。もしも高額な請求をされた時はクーリングオフで契約を解除出来る場合もあるのですぐにお金を支払わず、消費生活センターに相談してください。