今回は9月29日の新聞記事を紹介します。
【野生のヌートリアを違法に捕獲したとして、名古屋区検は28日、鳥獣保護法違反の罪で、ベトナム国籍で愛知県西尾市、派遣社員の男性39才を略式起訴した。名古屋簡裁は即日、罰金30万円の略式命令を出した。男性は3月ごろ、同県豊川市内の河川敷で、猟銃期間外に箱わなを使ってヌートリア1匹を捕獲したとして、県警に逮捕されていた。】新聞記事はここまででしたが、逮捕された男性はヌートリアを捕獲した後、調理して食べる様子をYouTubeにアップしていたそうで、その事が逮捕の決め手となったそうです。ヌートリアの農作物への被害は、愛知県内でおよそ1500万円。しかし、ヌートリアを勝手に捕獲し、食べることは法律違反ですので、お困り方はご相談下さい。見積りは無料です。捕獲器を使用した調査は5,500円(税込)から 捕獲後の回収、消毒は55,000円(税込)から承ります。
今回は、前回の「飛べないカルガモ」の時にふれた「鳥獣保護法」についてお話しします。鳥獣保護法とは、鳥獣の保護と狩猟に関することを全般的に定めた法律で、鳥類や哺乳類などの野生動物を許可無く捕まえたり、鳥の卵を採取したりすることを原則として禁止し、鳥獣の飼養・販売や輸出を規制しています。ですから、前回の飛べないカルガモを保護して元気になるまで飼育する事も基本的には違法になるって事ですね(*_*)。同じ様に、ベランダに来たハトを捕獲したり、巣に出来た卵を取る事も禁止されていますのでご注意下さい。ハトの被害に悩んでいる方は是非ご相談下さい。巣を作り卵からヒナになってしまうと、巣立つまで駆除が出来ないこともありますのでご相談はお早めに。
9月19日に台風14号がこの地方を通過した次の日にこんな問い合わせがありました。「急に家の中でコバエが大発生した。どうしたらいいか教えて欲しい」との事でした。詳しく事情を聞いてみると、台風に備えてベランダのプランターや植木鉢を部屋の中に入れたそうで、そこからコバエが発生したようです。コバエの数も「大発生」とおっしゃっていたので50〜100匹ぐらい飛んでいるのかと想像しましたが、10匹程度でした(^^)市販のコバエがいなくなるスプレーで十分対応出来る事をお伝えして様子を見てくださいとアドバイスしたところ、原因がわかり安心された様でした。ベランダに置いてある植木鉢やプランターにはコバエ以外にもさまざまな虫が潜んでいますので、部屋の中に入れる時は注意しましょう。