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今日もペストコントロール協会の機関誌から、「歌舞伎町のネズミ一掃へ新宿区が生息調査!」の記事を紹介します。
東京都新宿区は国内最大級の歓楽街・歌舞伎町1・2丁目で、ネズミの生息調査と一斉駆除を行う。区として街全体のネズミ対策に取り組むのは初めて。区衛生課によると「ネズミが街に増えている」といった声が聞こえるように。動画配信サイトで大量のネズミに餌付けするような動画が拡散し、対策を求める声が多く寄せられていた。調査では効果的な対策につなげるため、専門業者が11月と2024年1月、ネズミの生体や死骸、巣穴の有無、ふんやゴミ袋のかじり跡などを目視で確認。生息や繁殖の原因を突き止める。一斉駆除では1月から2ヶ月間、殺鼠剤ボックス220個を配置。飲食店などからの苦情や相談に応じる専門相談員も11月から無料派遣し、ゴミ捨ての方法などを指導、助言する。住吉健一区長は定例会で、「ネズミはさまざまな病原菌やウイルスを持っている。より清潔で安全な街にしたい」と話した。
今日はペストコントロール協会の機関誌の記事を紹介します。
オーストラリアでは5年ががりの野良猫駆除計画がスタートするそうです。オーストラリアでは野良猫が28の動物と種の絶滅に関係してるとされ、さらに100以上の種の存続に重大な脅威を及ぼしてるという。脅威にさらされている種の中には、フサオネズミカンガルー、フクロアリクイ、イワワラビーの仲間、そしていくつかの鳥類と爬虫類が含まれている。この問題に対処するため西オーストラリア州政府が導入するのが「フェリクサー」と呼ばれる装置で、近くを通りかかった野良猫に有毒なジェル(モノフルオロ酢酸ナトリウムを含有)を吹きかける。野良猫はそのジェルをなめ取ろうとして、毒を口に入れるというわけだ。この装置は太陽光発電で動き、レーザーとカメラにより、通りかかった動物が野良猫かどうかを識別する。体形と歩き方を基準に動物が野良猫と判断できた場合に限って、有毒なジェルを吹きかける仕組みで、「途方もない回数の試験わー重ねて固有種の動物と野良猫を正しく認識できた」という。
どれくらいの効果があるのか、結果は5年後ですね!
今回はネットニュースの記事を紹介します。
生態系に影響を及ぼすおそれがある「特定外来生物」に指定され、刺されると激しい痛みが出る「コカミアリ」が、日本で初めて岡山県の港で見つかりました。
環境省によりますと、今月3日、岡山県倉敷市の水島港国際コンテナターミナルで、コカミアリおよそ30匹が見つかったということです。コカミアリはターミナルに置かれたコンテナなどで見つかり、日本への侵入が確認されたのは初めてです。
コカミアリは中南米が原産で、定着すると生態系に影響を及ぼすおそれがあるとして、「特定外来生物」に指定されています。
また、刺されると激しい痛みが出て水疱状に腫れますが、これまでに日本で見つかったコカミアリに刺された人は確認されていないということです。
働きアリの体長は1ミリから2ミリと小さく、見つけにくいため、一旦国内に定着すると根絶することが難しいということで、環境省は水島港の周辺とコンテナ船が経由した神戸港の周辺で調査を続けることにしています。